[高専,寮生活、厳しい?]高専,高校の寮生活のメリットとデメリット.体験記を交えて

生活の知恵

寮生活に不安を感じている人,そのご両親にむけた記事です.(特に高専の寮について)

この記事を読むことで,寮生活のイメージができ,不安がなくなると思います.

私は,中学校卒業後に高専(工業高等専門学校)へ入学し,寮生活を5年間,その後,大学へ編入し寮生活をさらに2年間行っています.計7年間の寮生活を行っています.高専は北海道の高専(函館高専,苫小牧高専,旭川高専,釧路高専)のどれかです.また,大学では高専の友人が複数おり,話を聞いた感じ他高専の寮生活についても大きく違いはないかなと思っています.

その中で見えてきた,寮生活のメリット,デメリットを紹介します.

ご両親に反対されている方がいれば,メリットの部分をご両親に説明してみたら良いと思います.

1.メリット

・費用が安い

金銭は親御さんにとっては重要な項目であります.

寮生活でかかる金額は,

・家賃(寮代) 約1万円前後
・光熱費    数千円
・食費     約3万円前後
・通学費    無料

実家暮らしできる場合は,実家暮らしの方が安いかと思いますが,多くの場合一人暮らしよりは安くなると思います.

費用が安い分,古かったり,部屋がせまかったりするため注意です.
ただし,住めば都という言葉がしっくりきます.

・友人ができやすい

私はここが一番強く推したいポイントです!

私の高専の寮では,1~3年生は2人部屋または,3人部屋でした.また,その同居人は自分たちで決めることができました.そのため,同じ部屋で過ごし,友人と生活を共にすることで仲良くなれました.

また,隣の部屋には同じ学年の子がいるとなれば,気づかぬうちに顔見知りとなり,そのうち部屋を行き来する友人になっていました.多くの人がこのような状態になっていたため,自分は大丈夫かなと不安に思う必要はありません!

・イベントを楽しみやすい

寮生活では,様々なイベントが模様される場合があります.私の高専では,球技大会,ビンゴ大会,歓迎会,送迎会などのイベントがありました.このイベントを通して,友人と思い出でを作ることができました.

また,寮のイベントとは関係なく,友人同士でイベントを楽しむこともできます.私の以下の体験を元に,楽しいそうな寮の雰囲気を感じ取ってくれたらと思います.

・誕生日パーティー,クリスマスパーティー :友人とケーキを部屋で食べる
・豆まき                 :友人部屋に豆を投げに行く
・流しそうめんパーティー?        :階段で流しそうめんをしていた友人もいた
・ホワイトデー              :男同志でプリンを作って失敗しました
・餃子パーティー             :ご飯をつくれば,なんでもパーティー

 

・通学時間が短い

通学時間は教室まで5分程度でした.一方,通学生は1時間以上かかる人もざらでした.

これによるメリットは

・朝,夜の時間にゆとりがもてる
・勉強時間も確保しやすい
・自由な時間が多い
・通学によるストレスがない
・部活の時間も確保しやすい
私が寮生で良かったと思う部分は,自由な時間が多くとれたことです
この時間で何をするかは人それぞれだと思います.
私の場合は,部活動,勉強,映画鑑賞に多くの時間を当ててきました.

・勉強のしやすさ

私は寮生活により勉強をする習慣をつけることができました.

私の寮には低学年のうちは夜の1~2時間が自習時間となっており,各自勉強する時間となっていました.この時間のおかけで,勉強を習慣づけすることができました.

また,テスト期間の勉強を通学生と寮生でどのように過ごすか例を示します.

通学生
・交通機関で勉強(友人と帰り道が一緒だとおしゃべりしてしまう可能性)
・家に夜遅く帰って勉強
・朝も早いので,夜遅くまで勉強はできず
寮生
・早く家につき,早くから勉強できる
・夜遅くまで勉強できる
・朝までゆっくり寝れる(朝方,夜型の人は反対の生活も可)
このような環境かつ,テスト期間中にわからない部分などがあれば,勉強のできる友達にすぐ聞けるというのが,とても大きかったです.
一人でもくもく勉強したいタイプ,数人で勉強してわからないところを教え合いたいタイプのどちらもメリットがあると思います.

・規則正しい生活を送れる

私の寮では,低学年(2年生まで)は朝と夜に点呼がありました.
そのため,朝は遅刻することもなく,夜も点呼後に就寝時間となり,遅くまで起きていることもあまり多くありませんでした.
私の寮では,消灯時間というものは,「電気を消しなさい」というものでしたが,他の寮では「電気のブレーカーを落とします」というところもあると聞きました.

また,ご飯も3食でたため,大きく食生活がくずれることはありませんでした.注意としましては,朝,昼,夜と食事時間が決まっていたため,その時間に寝ていたりすると,ご飯を食べ損ねるということです.

・少し家事を覚える

一人暮らしの一歩前程度の家事を覚えることができると思います.

私が覚えた家事としましては,

・洗濯
・多少の料理スキル
・部屋の片づけ

洗濯は完全に自分で行うことが多いと思うので,洗濯はできるようになると思います!

料理は,給食がある場合が多いので完全に料理できるようになるとは思いませんが,時々調理場で料理する機会もでてくるため,最低限のことはできるようになると思います!

部屋の片づけは共同で生活するため,ある程度きれいにあること,また部屋が狭いため物が少なくきれいになりやすいことがあげられます!

2.デメリット

・独自のルール(先輩が怖くないか?)

私の寮では,悪習と呼ばれるであろう伝統?しきたり?がいくつか存在していました.2010年代前半の話であり,2010年後半頃には改善されていました.他の高専生の話を聞いても,昔ほど厳しくなくなったなどの声を聴くため,安心していいのではないかと思います.笑い話として,いくつか紹介します.

・歓迎会で大声で自己紹介&一発ギャグ披露(芸人のパクリ禁止)
・歓迎会の練習が存在し,そこで先輩に怒鳴られる
・送迎会でもネタ披露
・廊下で上級生と会ったら,大声で挨拶
・食堂,お風呂に入るときも「失礼します」と大声で挨拶
・指導寮生(指導する立場の上級生)の名前を憶えているかの確認試験

 

一年生の時は一発ギャグをやらされたり,ネタを披露したりと自分はお笑い芸人になるのか?なんて思った時期もありました.

今思えば笑い話ですし,当時も友人と愚痴を言いながらなんだかんだ楽しんでいたような気もします.ただし,このような状況がしんどくてホームシックになっていた友人もいました.しかし,入寮数カ月もすれば,友人ができ9割程度の人は楽しく暮らしていたのではないかと思います.

私が卒業するころには,意味の分からない伝統?しきたり?も無くなり,時代ゆえだったのかなと思います.そのため,安全だと思って,入寮していただけたらと思います.

・プライバシーの時間がない

私は低学年まで2人,3人部屋でした.そのため,友人と一緒に暮らすことができ楽しかったですが,プライバシーはなかったと思います.一人の時間を大切にしたいと思う方もいると思います.そういう時は,そのように思う友人と部屋を一緒になるなどの工夫が必要だと思います.

・門限などがある場合が多い

門限がある場合が多く,夜の遊びや宿泊について厳しいと思います.親御さん目線だと安心でしょう.お子さん目線ですと,遊べないのか~と思われることでしょう.

私の体験としては,門限があっても,寮の中に友人がいるからあまり関係がなかったという感じです.また,門限があり,扉がしまったりするのですが,寮生の中で知られている裏道があったりしました.何か用事があるときは,そういうルートを使用して外出していました.

・時には自制心が必要になる

寮生は周りに友人がいて,常に遊ぶことができます.
ただし,学生なので時には勉強をしなければ留年します(高専は厳しい場合があります)
そのため,テスト期間中には遊ぶことを自制して,勉強をする必要があります.

また,周りに悪い寮生・友人がいる場合があります.
たとえば,未成年でたばこ,酒,ギャンブルをしているなど.
このような誘いを,しっかりNOと断るのか,それともなぁなぁで付き合うの,
しっかりと自分の信念や自制心を持って友人と付き合って頂きたいです.

これらは寮生活ではなくても重要なため,寮生活ならではのデメリットではないかもしれません.
しかし,寮生活は楽しく,快適な生活ゆえに自制心が時に必要になることは確かです.
大人への第一歩かと思います.

3.人によって感じ方が違うであろう項目

・共同生活

共同生活がつらいと思う人もいれば,共同生活が楽しいと思う人もいます.
どちらの人にしても,共同生活することで,新しい価値観や気遣いといった協調性がはぐくまれると思います.
本当に共同生活がしんどくなったときには,寮生活をやめちゃえば良いくらいの気持ちで,一度寮生活に飛び込んでみていただきたいです.

.食堂の利用

食事の好き嫌いが多い人は,食堂の決まったご飯がつらいかもしれません.
ただし,多くの人には黙っていてもご飯がでる素晴らしいサービスだと思います.

・両親と過ごす時間が減る(ホームシック)

私は,15歳~22歳までを寮暮らしし,23歳から1人暮らしをはじめました.
寮暮らしは,実家暮らししてきた方よりも,両親と過ごしてきた年数が少なくなります.
当時は,ホームシックになることなく,楽しく過ごしてきましたが,大人になった現在は両親ともっと一緒にいるという親孝行をしておけば良かったという気持ちもあります.

寮暮らしいていて,ホームシックになる人も見ましたが,数カ月たてばケロッと何事もなかったようにしている場合がほとんどでした.ホームシックを気にしているお子さんは安心してください!


一方,ご両親の方は寂しく思うかと思います.私の両親も寂しくしていたのかなと思います.しかし,ご両親の方は息子さん・娘さんの夢・成長の一歩目と思って応援していただきたいです.

・セキュリティについて

私の経験上,男性寮はセキュリティが低く,女性寮はセキュリティがとても高いです.
理由としましては,世間や親御さんが求める娘への防犯意識の高さでしょう.それに,学校側も答えていると思います.また,男性寮はもともとあり,女性寮は新しくできた場合も多いと思います.築年数により,セキュリティのレベルがあがっていると思います.

 

3.まとめ

私の体験を交えて,寮生活のメリット,デメリット,その他についてまとめました.

人によっては,メリットがデメリットにもなりえ,その逆もあると思います.

ただし,寮生活という経験があなた,または息子さん・娘さんの大きな経験・成長になるのではないかと思っています.

どうぞ,寮暮らしを不安に思わず,寮暮らしにチャレンジしてください!

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